指導法を学ぶ

一昨年前の年末にリールで見つけたご縁から、受け始めた指導法の講座があります。

ベーシックにあたる講座、そしてアドバンスコース、隔月での単発講座、先生のお宅に伺ってのピアノレッスンと、気付くともう一年以上、寺井ミカ先生にお世話になっています。


講座の学びはとても深く、毎日ピアノを練習し、考え、指導案に書いてまとめました。私にはなかなかハードなのですが、私自身の弾き方にも変化がありました。

(写真は私の作った指導案の一部、きちんとファイルしていきます)


元より生徒さんの弾く曲はまず実践、練習しますし、ここはどう表現すると理解してもらえるかな‥と考えていましたが、もっと詳しく深く、繊細でした。


『気持ちを込めて歌う』だけでは足りない。

現在進行形の私の練習や、学生時代に必死に感覚として取り込んだものを再確認し、楽譜を分析、音を聴く耳、音を出す時の指や手、手首や腕の動き、巡る意識を丁寧に紐解いて、生徒さんに合った『表現・言葉』にする。


既にレッスンの中でも意識しているのですが、生徒さん、いかがでしょうか?

私の言う『〇〇のおへそ』、『〇〇の中の種』は指や手、意識の使い方です。笑


講座で学んでいることは、これからも続く課題です。私自身の音楽を磨きつつ、より良い指導に繋げたいと思います。



春からは、尾島未佳先生のソルフェージュのベーシック講座も受講します。

受講の最後にはプレゼンもあるので、開講直前の今からもう緊張しています。

尾島先生は何より音楽的で、かつ楽しいソルフェージュ、単発講座が素晴らしかったのです。

そのお話もできたらと思っています。